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2010.06.27 *Sun*

【SS】日音

すごく久しぶりにSS。風呂場で打ってた(…)耐水性携帯にしたのはこのためだぜ!
BLCD(…)聞いて音日いいジャンとか思う様になった日音のような音日のような。そんな感じ。続きにー。



自分が嫌いだった。屑みたいな生き方して何の結果も残せないまま生きた意味も知らないまま死んだ自分が心底好きじゃなかった。薬に体侵されて無茶苦茶やって周りに迷惑ばっか掛けて、死ぬ間際まで目に移る世界は灰色に歪んでいた。(実際歪んでいたのは他でもなく自分自身だったのだけど)

「音無は自分が好きなんだな」

脈絡も突拍子もない俺の言葉に親友は目を丸くした。
視線を泳がせちょっと考えて、俺別にナルシストじゃないぞとこれまた間抜けた返事が返ってきた。

「他人を大事に出来る奴は自分を愛してないと駄目なんだって、どっかで」
「…はぁ、」
「おまえ、すっげ面倒見とか良いじゃん?生前も今も…そういうとこ心底尊敬しちゃうぜ」

音無は本当に優しいし良く出来た奴だ。誰かの為に生きたいと願って、満たされて死んで、この世界で記憶が戻っても尚自分意外の誰かの心を満たしてやる為に奔走している。俺にはきっとできっこない。だから彼の周りはいつも暖かいのかもしれない。

「……おまえだって」
「ん?」
「お前だって…他人を大事に出来るだろ。ゆりはあれで、日向のこと凄く信頼してるのも知ってる」
「あー…まぁ、長いからな。あいつとは」
「俺もそうだよ」
「へっ」
「俺もいっつも助けられっぱなしで…つぅか、ここ来て時からサポートされっぱなしだよな、よく考えたら」
「ああ、そりゃああれだ。お前なんっか危なっかしかったからさぁ」

一目惚れですなんてことは口が裂けても言えないが。
悪かったな、何もわからなかったんだよと、音無は少しだけ不服そうにぼやいた。

「それでも…お前はいい奴だよ。俺は日向が側にいてくれて嬉しい」
「そっ、か。そいつは勿体ない言葉だな」
「だからな。屑みたいな生き方とか、そういうこと、もう言うな」
「……えっ…」
「そういう過去があったから今があるんだ。…そんな駄目な日向じゃなきゃ、今の俺達も会えてないんだぜ?」

…結局良い奴程度の認識なんだよなぁとか駄目な奴扱いに対するリアクションとか、色々あったはずなのに、俺は何も返せなかった。惚けた顔で音無の顔を見ていたらどうしたんだよと覗き込んできたので慌てて目を逸らした。そうだよな確かに悲惨な過去があるから今があるって知ってるだからお前と会えたんだって分かるしそういうの全部省みたら駄目な自分も悪くないって思える、けど、そういうのぜんぶべつにして、


「俺は日向が側に居てくれて嬉しい」


あぁもうこの一級フラグ建築士は頼むから同じこと他の奴に言うなよ!!






******************

久々に活字に触れたら何が何やらですいません
親友エンドだったはずなのに…おまえら…もういいからさっさと結婚するといい

色んなものをあったかいものに昇華できるゆづるたんの強さ考えると鼻血出そうになる
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